吃音とは、どもることで、一時的なものと、真性のもの(長く続くもの)があります。
幼児の吃音は、大方が一時的なもので、2~4歳ごろによく見られます。
子どもはこの時期、言いたい気持ちはいっぱいあるのに、それをことばで話す力はまだふじゅうぶんなので、すらすら話せず、こういう症状を示すことがあるのです。
話す力がつけばなおるのですから、症状などは気にせずに、どんどん話をさせて力をつけてあげましょう。
もっと年長になって、長年にわたりどもり症状が続くのが真性の吃音で、緊張すると悪化してしまいます。
緊張させないように、症状を気にせずに話せるふんいきをつくることが重要です。
また日常でも、緊張させないように配慮したり、性格自体をタフに育てていく努力も大切です。
長谷川桜子(地域子育て支援員)