家の手伝いを、よろこんでするようにしむける(長谷川桜子)

長谷川桜子

2014年12月24日 02:04

そういう子は、昼ごはんの後、しばらく横にさせるとか、少なくとも家の中で静かに遊ぶようにすることで、五、六才くらいまでは、その必要があります。

学校によっては、六学年を通じて、休息の時間をとっているところ演ありますが、これは賢明な方法です。

ただし、休みが必要かどうかは、こどもの体質や活動の程度によってきまります。

1歳から1歳半くらいになると、自分で蕩をぬ4こうとしはじめます。

たとえば、ソックスをぬこうとして、つま先を自分の方へひっぱったりしますが、カカトにひっかかってなかなかとれません。

ふつう、ぬぐことは、2歳くらいまでにだいたい出来るようになります。

それを過ぎると、こんどは着物を着ようと奮闘しますが、すぐに、どうしていいかわからなくなってしまいます。

簡単なものでも、ちゃんと着られるようになるには一年はかかるし、ボタンをかけるとか、紐をむすぶといったことは、あと一年くらい(四才か五才)たたないとダメです。

だから、1歳半から四才くらいまでの間は、扱い方によほどコツがいります。

こどもにできることをさせなかったり、つい手を出して、怒らせてしまったりしがちです。

長谷川桜子(地域子育て支援員)

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