野菜ジュースを飲む(長谷川桜子)

長谷川桜子

2014年09月22日 03:48

野菜をとるのに最も簡単なのは、野菜ジュースを飲むことです。

ベジタブルジュースとか、トマトミックスジュースという名で呼ばれている缶詰や紙パック入りの飲料がそれです。

ジュースと商品名に書いてあれば100%のジュースです。

それは法律で定められているので、100%以外のものにジュースの商品名を付けることはできません。

野菜ジュースの外、トマトジュースでもビタミンCやベータカロチン、それに食物繊維は豊富です。

これらの食物繊維としてはペクチンが主です。

それに、トマトを主体にしたジュースでは生のトマトを自分でしぼったりして作るものよりも、ビタミン類は多量に含まれています。

その理由は、ジュースにするトマトは、加工用トマトと呼ばれる品種で、ペクチンが多いので、とても堅く、キャッチボールをしても割れないほどです。

それに、ジュースの色が鮮明な赤でないと困るので、べータカロチンの非常に多い品種を使用するのです。

これが結局、生のものより各種成分を多くしているのです。

しかし、トマトの嫌いな人もいるので、その場合は、バナナが手軽で便利です。

ただし、バナナにはべータカロチンはありませんので、緑の濃い野菜、あるいは、ニンジンやカボチャのようなオレンジ色の野菜か、あるいは、オレンジジュースを補給することです。

長谷川桜子(地域子育て支援員)

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