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Posted by たまりば運営事務局 at

お乳をどっさり吐く赤ちゃん(長谷川桜子)

なかには、一日に一回は必ずお乳をどっさり吐く赤ちゃんがいます。

とくに緊張しすぎの赤ちゃんで、しかも生まれて間もないころに多いようです。

しかし、赤ちゃんがいつもきまって吐くようなら、目方は順調にふえていても、一応医者に相談してみる必要があります。

消化不良をおこしていそうだったらなおさらです。

吐きやすい赤ちゃんは、お腹の空気に特に気をつけてたまっているようならすぐ出してやるといいのです。

たいていの場合、こういう赤ちゃんは、ミルクの処方をどんなに変えてみても、量を減らしてみても、やはり吐きます。

のんだお乳を、ほとんど全部吐いたようにおもったとき、もう一度やった方がいいのではないかしらと考えますが、もし機嫌よくしているならやらないで、お腹をすかしてほしがるまで待った方がいいでしょう。

赤ちゃんの胃袋は、多少とも調子が狂っているでしょうから、おちつくまで待った方がいいのです。

吐いた量というのはじっさいより多くみえるものです。

授乳のたびに、そのほとんどを吐いてしまったようにみえても、目方はちゃんとふえている赤ちゃんがたくさんいます。

吐いたお乳がブツブツしていようと、すっぱいにおいがしようと心配はいりません。

胃が消化する第一段階は酸を分泌することなのです。

長谷川桜子(地域子育て支援員)
  
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  • 2014年10月30日 Posted by 長谷川桜子 at 00:03Comments(0)長谷川桜子

    シャックリ(長谷川桜子)

    赤ちゃんは、初めのうちお乳をのませた後によくシャックリをします。

    なにもはっきりした原因があるわけではありません。

    吐くといっても、吐き方に二通りあります。

    一つは、たべたものが、だらだらっと口からこぼれ出る場合で、吐く量はわずかです。

    これは、赤ちゃんの胃の上端の筋肉の弁が、まだ、大きい子や大人のように、胃の中のものをちゃんと収めておけないだけのことです。

    だから、ほんのちょっと赤ちゃんを動かしただけで、たとえば、ゆするとか、ちょっときつく抱くとか、寝かせるとか、また胃自体の消化運動などで、吐いてしまいます。

    たいていの赤ちゃんは、初めのうちはかなりお乳をもどすものですが、これはふつうのことで、なんでもありません。

    授乳のたびに何回ももどす赤ちゃんもいるし、たまにしかもどさない赤ちゃんもいます。

    (シーツ、おむつ、きものなどについたお乳のしみは、水につけておいてから洗った方がよくおちます)もう一つの吐き方は、たべたものが、口から七、八センチもとび出すくらい、勢よく吐く場合です。

    はじめてのお母さんは、赤ちゃんがお乳をどうつと、たくさん吐くと、もうびっくりしてしまいます。

    しかし赤ちゃんさえ元気なら、吐いたからといってそれほど心配することはありません。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年10月26日 Posted by 長谷川桜子 at 02:02Comments(0)長谷川桜子

    わがままな赤ちゃんの吐くクセ(長谷川桜子)

    腹がたつと、すぐに吐く赤ちゃんがいます(少し大きくなった子でもそうです)。

    お母さんはびっくりしてしまい、心配そうにいそいで汚れを始末し、それからはもっとやさしくしてやるし、大声で泣けばいそいでそばへいってやるようになります。

    これを子どもはちゃんとおぼえていて、何かおもうようにならないと、すぐに吐いてみせるのです。

    それでいて、お母さんがびっくりして、心配そうにするのをみて、自分もこわくなって泣き出すのです。

    赤ちゃんに、こういう様子がみえたら、お母さんは心を鬼にすることです。

    たとえ、ひとりで寝るのをいやがって吐いても、ぜったいに、すぐにいかないこと、寝つよくある消化不良
    ているかどうかみてやる程度で、あとは放っておいてもかまいません。

    ぬるま湯をのませて、おさまるようならそれもいいでしょう。

    吐くことはよくあります。

    赤ちゃんの消化の具合がすこしでもおかしいとおもつたら、すぐ医者に相談しなさい。

    これはまちがいやすいから、自分で勝手に判断してはいけません。

    ここには書いてなくても、吐いたり、お腹が痛くなったり、便がやわらかくなる原因はほかにもたくさんあります。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
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  • 2014年10月22日 Posted by 長谷川桜子 at 00:02Comments(0)長谷川桜子

    目を覚ましてしまう(長谷川桜子)

    いく晩も夜中に起きてだっこされたり、大人の仲間入りをしたりしていると、赤ちゃんはおもしろがって、目がさめかかると、自分でわざと目をさましてしまうことをおぼえるのでしょう。

    親が、しかたなしにいうことをきいてやっていると、はじめは、夜中に一回だったのが、なんどでも目をさまし、しかもだんだん長く起きているようになります。

    しまいには相手になってもらうだけでは満足せず、抱いて歩きまわってほしがり、ベッドにもどすと、火のついたように泣き叫びます。

    これがひどくなって、一晩のうちに三、四時間も歩きまわらされた、という例をきいたことがありますが、これでは、寝つきが悪いなどというなまやさしいものではありません。

    両親も子もイライラしてヘトヘトになってしまいます。

    このクセも簡単になおせます。

    目をさまして泣いてもなんにもならないと、まず赤ちゃんにおもわせることです。

    それには、二晩か三晩、赤ちゃんがどんなに泣いても、そばに行かないことです。

    はじめの晩は二十分か三十分ぐらい泣くでしょう(もっとながく感じるかもしれませんが)。

    二晩目は十分くらい、三日目はもう泣かないでしょう。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年10月17日 Posted by 長谷川桜子 at 00:02Comments(0)長谷川桜子

    定期予防接種(長谷川桜子)

    種痘をしてよくついた人でも、何年かたってまたすると、必ずヒフにある程度の反応がでます。

    免疫がもうほとんどなくなっていると、前と同じように出ますし、まだかなり免疫が残っている場合には、小さい吹出物のようなのがでるだけで、二、三日でなおります。

    もし、なんともなかったらやはりワクチンが弱かったか、それともヒフを通さなかったかです。

    もう一度やらなければいけません。

    英米ではお誕生をすぎてから、前に、種痘をするようにすすめています。

    現在のところ、法律できめられている定期接種は五つあります。

    種痘、百日ゼキ、ジフテリア、ポリオ(脊髄性小児マヒ)、BCGの五つで、これについては、保健所か役場から、何月何日にどこそこで接種を受けるようにという通知が一人ずつに来ることになっています。

    このほか、法律できめられてはいないけれども、国がやるようにすすめているものに、日本脳炎とインフルエンザがあります。

    この二つは、接種の場所や日時について、市町村の広報で知らされるだけです。

    もう一つ、国はいっさい関係せず、医者や親の判断でやったほうがいいと思えば、個人的にやるという予防接種があります。

    現在のところ、はしかと破傷風がこれに当りますが、近いうちに、風疹、おたふくかぜ、水痘などの予防注射もできるはずです。

    こういうものも、恐らく、この部類にはいるでしょう。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年10月13日 Posted by 長谷川桜子 at 01:29Comments(0)長谷川桜子

    予防接種後の注意(長谷川桜子)

    ひっかいたりしなければ、着物をきせるだけにして、とくに覆ったりしない方がいいのです。

    腕の上の方に種痘をして、赤ちゃんが着物の上から掻いているようだったら、ねまきなり、シャツなりの内側の、種痘をしたところがちょうど当る位置に、消毒した四角いガーゼを安全ピンで止めておきます。

    女の子は腕にアトが出ないようによくももにしますが、ここはよく丸出しになっています。

    もしひっかくようだったら、やはり消毒した四角いガーゼをあて、細いバンソウコウで上下をとめておきます。

    腕にしても、脚にしても、バンソウコウをぐるりとまわしてはってはいけません。

    血液の循環をわるくすることがあるからです。

    種痘のあと三、四日は、いつもと同じようにしていてかまいませんが、あとが水ぶくれになったり、白くなってきたらお風呂はやめます。

    お湯でやわらかくなってくずれたりするといけないからです。

    かさぶたがとれるまでは、スポンジ・バスにしなさい。

    種痘のためにひどい反応をおこしたり、余病をひきおこす心配はまずありませんが、腕がひどく腫れたり、熱が高かったり、ぐあいの悪いのが、十日もつづくようなら、医者に連絡しなければいけません。

    もし、種痘がつかなかったら、それは赤ちゃんに免疫があるからではなくて、ワクチンが弱かったか、ヒフを通さなかったからです。

    つくまで何べんでもくり返さなければなりません。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年10月09日 Posted by 長谷川桜子 at 02:12Comments(0)長谷川桜子

    種痘は六年ごとにやるべき(長谷川桜子)

    大事をとるなら、種痘は六年ごとにやるべきです。

    天然痘が出たら、その近所の人たちはぜんぶ種痘のしなおしをしなければなりません。

    医者は、赤ちゃんの肌にワクチンを一滴おとし、その上からヒフをチクチク刺したり、かき傷をつけたりします。

    すぐにはなんの変化もおこりませんが、三日ほどたつと、赤い吹出物のようなものができます。

    やがて、それが白い水ぶくれになって、だんだん大きくなり、まわりが赤くなって、八日目か、九日目がいちばんひどくなるようです。

    軽いときは、一円玉ぐらいにはれるだけですが、まあふつうは、牛乳ビンのブタよりも大きくはれます。

    軽ければ赤ちゃんはいつもと変りませんが、よくついたときには気分が悪く、不機嫌になったり、食欲がなくなったり、熱が出たりします。

    だから次の週に旅行に出るとか、なにか忙しくなりそうなときは、避けた方がいいでしょう。

    峠をすぎると、種痘のあとは乾いて、かさぶたはかたくなり、黒ずんでやがてとれます。

    その間、数週間はかかります。

    種痘をしたあとは、なるべく空気にさらすことです。

    絶対に上からセルロイドの覆いなどをかぶせたりしてはいけません。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年10月05日 Posted by 長谷川桜子 at 02:13Comments(0)長谷川桜子

    種痘の予防接種(長谷川桜子)

    これは、かならずしなければなりません。

    一年から一年3ヵ月の問にすませると軽くてすみます。

    天然痘は危険な病気ですが、一番たしかな予防法が種痘なのです。

    このワクチンは牛痘のウイルスをふくんでいて、種痘が赤くつくと、赤ちゃんは軽い牛痘にかかります。

    牛痘のいいところは、これ自体はごく軽い病気でありながら、恐ろしい天然痘にかからないように、予防してくれることです。

    たまに、当分の問、種痘をしてはいけないという赤ちゃんもいます。

    もし、湿疹やその他のヒフ病にかかっているときには(近所に天然痘でも発生していない限り)なおるまで待ちます。

    こんなときに種痘すると、ひどい反応をおこすことがあるからです。

    弱くて病気がちの赤ちゃんも体力がつくまでのばします。

    その他、あまり暑い季節とか、家族のだれかがカゼをひいているときとか、赤ちゃん自身がカゼぎみだったりどこか具合のわるいときは避けた方がいいのです。

    また、ほかのこどもが、まだ種痘がすまないで、しかも湿疹にかかっているようなときも、その子がなおるまで、待たなければいけません。

    どんな拍子に、赤ちゃんにした種痘から、その子にうつらないとも限りません。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
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  • 2014年10月01日 Posted by 長谷川桜子 at 11:24Comments(0)長谷川桜子