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Posted by たまりば運営事務局 at

はかり(長谷川桜子)

感覚を基にして、視覚に訴えるものに変えていくのがはかりです。

天びんばかりやシーソーなとが適切なものです。

数字で現すデジタルはかりは幼児期の子どもの場合適切なものとはいえません。

温度は皮膚の感覚から判断されます。

また気温では皮膚感覚に加えて自然界の変化や着ている服の様子でも判断の材料となるでしょう。

皮膚感覚を基にして、視覚に訴えるものに変えていくのが温度計です。

アルコール温度計や水銀温度計が適切でしょう。

温度計の目盛りを読むのではなく、視覚的なアルコールなり水銀の長さの変化を温度感と結びつけていく配慮が大切です。

最近一般的になってきたデジタル温度計は適切なものではありません。

長谷川桜子(地域子育て支援員)  


  • 2017年02月14日 Posted by 長谷川桜子 at 08:00長谷川桜子

    サクラ類の環境設定と留意点(長谷川桜子)

    年間、つぼみがふくらんでいく様子を見て、花が咲くことを期待する。

    お花見をして花の美しさに触れる。

    保育室にも一枝飾って、近くから花を見たり、花の匂いをかいだりする。

    花弁が散る中で遊んだり、花弁を拾って遊ぶ。

    サクラと他の樹種の花を比べてみる。

    ソメイヨシノは、花が散った後に葉が出ることや、葉が生長してから果実が熟すことなどに気付く。

    果実をままごとや色水遊びに用いる。

    夏には緑の葉を使って遊ぶ。

    サクラもちの葉と同じ葉であることを話したり、カシワもちのように木の葉で包んだ食べ物を思い出す。

    葉色の変化に気付くようにする。

    落ちてくる木の葉を受けたり、落ち葉を用いた遊びを工夫する。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      


  • 2016年10月18日 Posted by 長谷川桜子 at 11:13長谷川桜子

    大切な乳児期・幼児期(長谷川桜子)

    家の中での、手洗い・洗面・歯みがき・うがい・・・といったことから、食事や睡眠・排泄のしつけや自分で衣服を身につけることなど、外に出てはあいさつ、他人への思いやり、社会での規則を理解する・・・こうしたしつけは、ヒトが人間として社会で生きていくのに、生涯身につけておきたいことです。

    しかも、このしつけの基本的なものは、赤ちゃん時代や幼児期に身についてしまうといわれています。

    それも、家庭という場で、きわめて大きな影響を受けるのは、いうまでもありません。

    暗記することが、「まあ、えらい」とほめられ、感心される、という傾向がみられます。

    知育を伸ばすことも大切ですが、しつけこそ家庭という場で、親から子に伝えてほしい生き方の基本だと思うのです。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2016年08月18日 Posted by 長谷川桜子 at 14:41Comments(0)長谷川桜子

    学時知能検査(長谷川桜子)

    その他の疾病および異常の有無というところから、最近は就学予定者の多くが保育園や幼稚園に行っており、ほとんどの子どもが健康診断を受ける前にチェックされ、いっせいにこの就学時知能検査を実施するところは少なくなってきています。

    この就学時知能検査は、就学予定者の個々の知能の程度を知るためではなく、精神遅滞児を発見し、適切な教育的措置を決めることを主たる目的としています。

    したがって使用されるテストには、次のような特殊性があります。

    (1)実施時期、時間が限られているので、短時間で多数の子どもを測定できる。

    (2)検査の熟練者が得られないことが多いので、実施が簡単でだれもができる。

    (3)採点が容易である。

    (4)精神遅滞の弁別力がある。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2016年05月24日 Posted by 長谷川桜子 at 01:03Comments(0)長谷川桜子

    就学指導のしくみ(長谷川桜子)

    就学時知能検査の説明に入る前に、就学指導のしくみについて説明しましょう。

    昭和33年に「学校保健法」が成立し、就学の予定者に対する就学時の健康診断が、全国の市町村の教育委員会においていっせいに行われることになりました。

    義務教育への就学にあたって、身体検査をすることは、これまでも多くの小学校で行われていましたが、これはとくに法律上の根拠をもってはいなかったので、これを実施しない市町村も相当ありました(これは制度上ひとつの遺漏だったのです)。

    たとえば、盲・聾学校への就学は義務制になっているので、市町村の教育委員会は就学を予定される児童の氏名やその障害の事実を都道府県教育委員会に対して通知する義務を負っていますが、全就学予定者のうちだれだれが該当者であるか、ということは、市町村教育委員会では知る方法がなかったのです。

    そこで学校保健法は、義務教育諸学校への就学事務の責任者である市町村の教育委員会に、法にもとつく就学時健康診断実施の任務を負わせ、就学予定者の心身の状況を正確に把握させることにしたのです。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2016年04月24日 Posted by 長谷川桜子 at 12:16Comments(0)長谷川桜子

    「2つ」がわかる(長谷川桜子)

    2歳の幼児は、形の似た2個のものを両手で持つなどして、「おんなじ」と示す行動を見せます。

    このような2つのもののペアづくりなどを通して、「2つ」と声を発するようにうながすことで2という数のイメージが定着し、「おんなじ」ものが「2つ」あることの理解へと進んでいきます。

    「おんなじ」ということが言えるのは、ものを数の個数で比較する(量的理解の)めばえです。

    このころ、ものを1列に並べて遊ぶ遊びをするようになります。

    並んだ両端のものを取っても、幼児は気がつきません。

    並んだ列の中ほどのものを取り去ると、すき間ができたことに気づき、すき間を埋めたりします。

    ものを順に並べていくこのような遊びのなかから、たとえば順序数の理解がめばえていくのです。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  


  • 2016年03月24日 Posted by 長谷川桜子 at 02:01Comments(0)長谷川桜子

    真性の吃音への手だて(長谷川桜子)

    吃音とは、どもることで、一時的なものと、真性のもの(長く続くもの)があります。

    幼児の吃音は、大方が一時的なもので、2~4歳ごろによく見られます。

    子どもはこの時期、言いたい気持ちはいっぱいあるのに、それをことばで話す力はまだふじゅうぶんなので、すらすら話せず、こういう症状を示すことがあるのです。

    話す力がつけばなおるのですから、症状などは気にせずに、どんどん話をさせて力をつけてあげましょう。

    もっと年長になって、長年にわたりどもり症状が続くのが真性の吃音で、緊張すると悪化してしまいます。

    緊張させないように、症状を気にせずに話せるふんいきをつくることが重要です。

    また日常でも、緊張させないように配慮したり、性格自体をタフに育てていく努力も大切です。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
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  • 2016年03月06日 Posted by 長谷川桜子 at 05:45Comments(0)長谷川桜子

    望んでいることと反対の結果(長谷川桜子)

    「野菜をたべてしまうまでは、お肉のお代りはあげませんよ」とか「ごはんをきれいにたべなけれぱデザートはあげません」といったりすると、こどもはますます、野菜やごはんぎらいになり、肉やデザートばかりたべたくなってしまうのです。

    これでは、あなたの望んでいるのとまるで反対の結果になります。

    たべたいものだけたべさせるのは、もちろん、いつまでもかたよった食事にさせておきたいからではありません。

    ものをたべなくなり、きらいなものがいくつかできてしまった子を、何でもよくたべる子にするためには、お母さんは、たべるたべないを、ぜんぜん気にしていない、とおもわせるのが一番大切なことだからです。

    ものをたべたがらない子に、嫌いだというものを「ちよっとでいいからたべてごらんなさい」などと無理じいする親がいますが、これはたいへんな間違いです。

    いくらほんの一口でも、いやだとおもっているのを、無理にたべさせられると、そのたべものに対する偏見は、いつまでも消えず、好きになる機会を失なってしまうし、食事をたのしむ気持はもちろん、他のたべものに対する食欲も、一段と落ちてしまうのです。

    前の食事のときにいやがってたべなかったものを、つぎの食事にまた出してたべさせようとするのも、絶対にいけません。

    これはわざわざこどもを食事ぎらいに仕立てているようなものです。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
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  • 2015年01月18日 Posted by 長谷川桜子 at 02:03Comments(0)長谷川桜子

    たべものによって差別しないこと(長谷川桜子)

    たいていのものはかなりよくたべるのに、ある種のグループのものだけは、どうしてもたべてくれないというときは、あるいは、食事についてだまされるまいという気持や、重苦しくなったりするのがなくなるまで、代りに何をたべさせたらいいか、わかるとおもいます。

    ニヵ月もたって、食事が待ち遠しいくらいになってきたら、献立の中に、ときどきなら食べていたものを、茶サジに2杯ぐらい(それ以上はいけません)加えてみますーもちろん嫌いなものは避けます。

    しかし、新しいものがふえたことは、なにもいってはいけないし、たべなくても、そのままだまっていらっしゃい。

    そして、二週間ぐらいしてから、またそれをやることにして、その間は、なにか他のものをやってみます。

    どの程度の早さで新しいたべものを加えていくかは、こどもの食欲の出具合、上手にたべてくれるかどうかで、ちがってくるわけです。

    あるものは人の四倍もたべるのに、それ以外のものにはぜんぜん手を出さないとしても(体に悪いものでないかぎり)こどもの好きなようにさせておきなさい。

    食事はぜんぜんたべたがらないで、デザートを欲しがったら、あっさりとデザートだけをやりなさい。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2015年01月14日 Posted by 長谷川桜子 at 01:02Comments(0)長谷川桜子

    大嫌いなものは一切出さないようにする(長谷川桜子)

    お母さんが無理じいをやめたからといって、それまで、何ヵ月も何年も、ずっときらいだったたべもの、たとえば野菜が、すぐに好きになるものではありません。

    たまたまキャンプに行ったら、ほかの子はみんなたべている、お腹もすいてきた、しかも、自分がたべようとたべまいと、誰も何ともいわない、そんなとき、ふっとたべるようになったりするのです。

    しかし、これが自分の家だと、いやな思い出ばかりにつながるので、見たとたんに、頭も、胃袋自体も、 「いやだ」とはねつけてしまうのです。

    まず、たべることに関する話は、一切やめるように努めなさい。

    たとえ、おどかしにせよ、元気づけにせよ、ともかく、たべることについては、なにもいわないようにします。

    珍しくたくさんたべたからといって、ほめてやったりたべなかったからといって、がっかりしたような顔をみせるのもいけません。

    こうしてしばらくやっていると、そのうち自然に、たべたとか、たべなかったとかいうことは、気にならなくなります。

    そうなれば、しめたものです。

    食卓についたら、もうよだれが出て、箸をとるのももどかしいくらいにさせたいからです。

    こういう気持をおこさせる第一歩として、2、3ヵ月は(栄養的に片よらないように気をつけることはもちろんですが)なるべく、こどもの大好きなものだけをたべさせ、大嫌いなものは一切出さないようにするのです。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
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  • 2015年01月09日 Posted by 長谷川桜子 at 02:03Comments(0)長谷川桜子

    ぐずぐずする子(長谷川桜子)

    ぐずぐずする子をせかしつづけ、さとしつづけ、叱りつづけて、寝床から起こし、顔を洗わせ、着物をきせ、ごはんをたべさせ、そして学校へやる、といった光景を見たことがある方なら、ぜったい、うちの子はあんな子にはするまいとおもわれるでしょう。

    でもその子は、生まれつきぐずではないのです。

    年がら年じゅう、せかされ通しているうちに、だんだんそうなってしまったのです。

    「早くごはんをたべてしまいなさい」、「何度いったら寝る仕度ができるの」こんなふうに、こどもをのべつ突つくようなことを、親はつい、いいがちなものですが、これが、こどもをぼんやりした子にしてしまうのです。

    親たちは、いちいちいわなけれぱなんにもしようとしない、といいますが、これはどうやら、親からはじまった悪循環です。

    それもたいていは、お母さんが張本人です。

    こういうお母さんは、往々にしてせっかちで、どちらかというと、まわりの人、なかでも男の人を、自分のおもう通りにしたがるタイプの人です。

    しかも、しじゅう口やかましくいうことが、こどもの自発的な気持をそいでいるのだということには、ほとんど気づいていないのです。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2015年01月05日 Posted by 長谷川桜子 at 04:07Comments(0)長谷川桜子

    オモチャの片づけ(長谷川桜子)

    たとえば、「四角いつみ木はここに入れて、長いのはこっちに入れましょう。

    ここはガレージよ、自動車はみんなここに入って、あすの朝までネンネするのね」といったぐあいです。

    こんなふうにしていると、四才から五才ぐらいまでには、しらずしらず自分で片づけるクセがつくし、結構たのしみながらやるようにもなります。

    そして、たいてい、いわれなくてもちゃんとします。

    むろん、たまには手伝ってやらなければなりませんが、そんなときは、気持よくいっしょにやってやりなさい。

    三才くらいの子に、「さあ、オモチャを片づけなさい」

    というと、こどもはとてもいやな気持になってしまいます。

    ほんとは、よろこんで片づける子でも、こんないい方をされると、仕事をいいつかったような気がして、三才くらいの子には、どうにもがまん出来ないのです。

    ただでさえ、この年ごろは、親のいうことに反抗したい時期なのです。

    オモチャの片づけを、親が気持よく手伝ってやることは、素直なこどもに育てるのに役立つし、第一、お母さ
    んの方だって、長々とお説教をしなくてすむのですから賢明だとおもいます。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2015年01月01日 Posted by 長谷川桜子 at 00:05Comments(0)長谷川桜子

    1人で着物を着ること(長谷川桜子)

    こどもが、自分でやってみたいとおもう時期に、やらせそこなうと、やがては、やりたいともおもわなくなってしまいます。

    そうかといって、はじめから、ぜんぜん手伝ってやらないと、もちろん、まだひとりでは着られるものではないのですから、しまいにはシャクにさわって、やる気がなくなってしまうことになりかねません。

    なるべくこどもの気持をそこなわないように、じょうずに手伝ってやることです。

    たとえば靴下を脱ぐにしても、まず半分ぬがせてやって、そのあとをこどもにさせるようにします。

    好きな洋服を出してやると、それを着たい一心で、一生けんめいに着ようとするでしょう。

    むつかしいところはあなたがやってやり、やさしいところをこどもにやらせるようにして、ひとりでうまく出来ないときは、代りにやってやるのではなく、そこだけ直してやって、あとまた一人でつづけさせるようにします。

    たとえ、ちゃんと着られなくても、お母さんは自分の味方で、けっして怒ったりしないんだと安心させてやれば、ずっと協力してやろうとするでしょう。

    ともかくこれは、忍耐のいることです。

    片づけることこどもがまだ小さくて、遊んだあとの片づけを手伝ってやるときは、遊びのつづきのように、たのしそうにやってみせましょう。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年12月28日 Posted by 長谷川桜子 at 01:07Comments(0)長谷川桜子

    家の手伝いを、よろこんでするようにしむける(長谷川桜子)

    そういう子は、昼ごはんの後、しばらく横にさせるとか、少なくとも家の中で静かに遊ぶようにすることで、五、六才くらいまでは、その必要があります。

    学校によっては、六学年を通じて、休息の時間をとっているところ演ありますが、これは賢明な方法です。

    ただし、休みが必要かどうかは、こどもの体質や活動の程度によってきまります。

    1歳から1歳半くらいになると、自分で蕩をぬ4こうとしはじめます。

    たとえば、ソックスをぬこうとして、つま先を自分の方へひっぱったりしますが、カカトにひっかかってなかなかとれません。

    ふつう、ぬぐことは、2歳くらいまでにだいたい出来るようになります。

    それを過ぎると、こんどは着物を着ようと奮闘しますが、すぐに、どうしていいかわからなくなってしまいます。

    簡単なものでも、ちゃんと着られるようになるには一年はかかるし、ボタンをかけるとか、紐をむすぶといったことは、あと一年くらい(四才か五才)たたないとダメです。

    だから、1歳半から四才くらいまでの間は、扱い方によほどコツがいります。

    こどもにできることをさせなかったり、つい手を出して、怒らせてしまったりしがちです。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年12月24日 Posted by 長谷川桜子 at 02:04Comments(0)長谷川桜子

    昼寝をしなくなる(長谷川桜子)

    問題は、また別のところでお話するとして、ここではただ、ある程度大きくなってからは、こどもが寝たがらないからといって、そのままにしておいてはいけない、ということだけを、はっきりさせておくことにします。

    2歳くらいの子は、ふつう夜は十二時間寝なければいけないし、それと、昼寝を一、二時間する必要があります。

    2歳から六才くらいまでは、大きくなるにつれて、昼寝や、午後の休息(眠らなくても、横になるだけでもいい)の時間はみじかくなってもいいのですが、夜はやはり十二時間は寝なければなりません。

    六才から九才の間のこどもは、ふつう、夜の睡眠が一時間少なくなり、同時に昼間の休みも三十分はみじかくなります。

    それでも、朝七時に起きると、夜は八時にはベッドに入らなければならないのです。

    九才から十二歳ぐらいまでは、夜の睡眠がだいたい二時間みじかくなります。

    つまり、七時に起きると夜は九時就寝です。

    これが、およその目安です。

    しかし、こどもによっては、もっと寝かせなければならない子もあるし、もっと少なくていい子もあります。

    しかし、三才から四才くらいになると、昼寝をしなくなる子もふえてきます。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
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  • 2014年12月20日 Posted by 長谷川桜子 at 01:02Comments(0)長谷川桜子

    何時間くらいねかせたらいいか(長谷川桜子)

    たいていの子は、肌ざわりのよい縫いぐるみの動物や人形などを持って、寝床に入るのが好きなものです。

    赤ちゃんのうちは、ねむりたいだけ寝かせておいて、まず大丈夫です。しかし、2歳を過ぎたら、そうはいきません。

    このくらいになると、本来ならもっと眠らなくてはならないのに、いろいろな緊張から、寝ていられなくなることがあります。

    たとえば、さみしかったり、一人でいるのがこわかったり、暗いのが恐ろしかったり、こわい夢をみたり、おしっこをもらしはしないかと心配したり、昼間、なにかひどく興奮する出来事があって、その興奮がつづいていたりすると、目がさめてしまうのです。

    あるいは、お兄さんとはりあったことから、ひどく気がたかぶっているかもしれないし、妹へのやきもちでカッカとしているのかもしれません。

    いつも、寝る時間のことでお母さんといい争いをして、イライラした気持で床に入るので、なかなか寝つけないということもあるだろうし、学校の宿題や、さっきまで見ていたテレビのスリラーが気になって眠れない、ということもあるかもしれません。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年12月16日 Posted by 長谷川桜子 at 01:06Comments(0)長谷川桜子

    食事はゆっくりと楽しくする(長谷川桜子)

    科学は食べものを成分として理解するように教えます。

    アメリカではパッケージされた食品には栄養やカロリー、脂肪分の分析表を載せるのが慣例です。

    まして、肥り過ぎを心配しすぎる風潮もあって、栄養ドリンクひと口で栄養がとれて「毎日飲むのがお勧め」の錠剤の時代がやってきつつあります。

    こうした処方的な栄養「システム」は、スピード化されたライフスタイルには重宝しています。

    体に燃料を与えるのに立ち止まらなくてもいいし、フォークや皿を使わなくてもいいのですから。

    味覚を使う必要さえありません。

    でも、便利さと引き替えに失うものを考えてください。

    『ノリシング・ウィスダム(知恵に栄養を)』という本の中で、栄養専門家のマーク・デイヴィッドは「意識的な食事」というものを強く主張しています。

    「私たちは食べものに飢えるだけではありません」
    と彼はいいます。

    「食べるという体験ー味わいや噛み心地、感じ、舌ざわり、音、満足感に飢えるのです。

    そういう体験をずっとしないでいると、当然、何度食べても飢えは満たされないままになります」
    誰でも一日に数回は、ゆっくりと人間らしいペースを楽しむ機会があります。

    そういう機会を利用して、食事に一〇〇パーセント注意を向けましょう。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
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  • 2014年12月12日 Posted by 長谷川桜子 at 01:04Comments(0)長谷川桜子

    自然とのひとときを過ごす(長谷川桜子)

    公園を訪れる。

    ドライブは高速道路を走るのではなく、田舎道を選ぶ。

    浜辺や山道を歩く。

    自然保護区をまわる。

    一時間、木の下で静かに座っている。

    定刻過ぎやオフシーズンのゴルフコースを散歩する。

    テクノロジーは自然とのひとときを過ごす手段にはなります。

    ただし、どんなにすばらしい発明品も、自然がくれるほんのわずかな安らぎにすらかなわないことを頭に置いてください。

    自然はあなたの源。

    あなたも自然の一部なのです。

    今そこにある景色に目を留める
    一大計画を立てたり、わざわざどこかに出かけなくても、自然の効果に目を留めることはできます。

    今度、いつもの道を行くとき、その道や途中で見かける生きものに注意を向けてください。

    自然の美しさが景色の中にないときは、人を見ればいいのです。

    何とさまざまな人たちが、何とさまざまな個性を帯びていることでしょう。

    高速道路を走っていたあるとき、私はもどかしい夢によく出てくるような交通渋滞にぶつかってしまいました。

    ひどい事故が起こって道が封鎖され、そこから出るに出れなくなったのです。

    こうなったら解除になるまで待つしかありません。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
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  • 2014年12月08日 Posted by 長谷川桜子 at 01:03Comments(0)長谷川桜子

    週に一回は自然と触れ合う(長谷川桜子)

    文字通り「機械のもとを去り」、自然の世界に向かうこともひとつの新鮮な、心の安定を回復する方法です。

    そのやり方ならいくらでもあります。

    でも、ぼんやりしているのではなく、いつもと違う目でよく観察しなければ、命のもととなる生きた自然と本当に触れ合うことはできないでしょう。

    どこに住んでいても、自然はあります。

    都会の容赦ないコンクリートの割れ目や裂け目を見れば、太陽と空気を求めて若芽が必死に伸びようとしています。

    小さな虫たちは屋根裏や納屋に忍び込んでいます。

    電線をかじってその一帯の電気を止めてしまうこともあります。

    鳥たちはポーチ灯や建設現場の足場や高層ビルの上に巣をつくります。

    能率のことしか頭にない私たちは、自然を「やっかいもの」扱いします。

    けれども大地に足をつけ、つま先で本物の土をほじくり、生活の中に自然をとり戻そうとするとき、そうした自然の侵入が私たちが忘れていたものを思い出させてくれます。

    それどころか、心の救いにさえなるのです。

    たびたび自然と会う約束をしてください。

    自然の小道を歩き、自然の不思議や謎に目を見張りましょう。

    自然の観察や自然との触れ合いに、一時間、午後の半日、一日、週末をつぎ込みましょう。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)
      
    タグ :長谷川桜子


  • 2014年12月03日 Posted by 長谷川桜子 at 01:04Comments(0)長谷川桜子

    自然の世界に目を向ける(長谷川桜子)

    組織学の専門家、マーガレット・J・ホイートリーと、マイロン・ケルナー"ロジャーズ(『リーダーシップ・アンド・ニューサイエンス(リーダーシップと新しい科学)』の共著者)は、機械化、テクノロジー化された世界が人に及ぼす影響を考えることに生涯を捧げてきました。

    「私たちは自らつくり上げた機械の世界に馴染めず、別世界にいるような気がして恐ろしく思えます……しかし、この世界は機械ではありません。

    人間が生きている世界なのです。

    そこには生命と人の歴史があふれています」
    テクノロジーは、自然とその流れを人の力でどうにでもできるような気持ちにさせます。

    私たちは天災と「戦い」、病気を「退治し」、荒野を「手なずけ」、宇宙を「征服」します。

    そのお陰で前より寿命が延び、生活も楽になった反面、ホイートリーとケルナーーーロジャーズがいうような疎外感や恐怖も覚えるようになりました。

    ふたりはこんなふうに結んでいます。

    「自分の世界観を変え、機械のもとを去るうちに、見知った場所が戻ってきます。

    人間の努力を支えてくれる世界をとり戻せるのです」
    では、どうやって世界観を変えればいいのでしょう。

    長谷川桜子(地域子育て支援員)  
    タグ :後藤正好


  • 2014年11月29日 Posted by 長谷川桜子 at 01:07Comments(0)長谷川桜子